ヨガとピラティスはどう違う?それぞれの特徴や効果を調べてみた

こんにちは!
皆さんはヨガとピラティスの違いってご存じですか?
いざ聞かれてみると中々答えることができない人が多く、その違いを理解できていない人がほとんどのようです。

そこで今回はおうち時間が増えている中で、自宅でも取り組むことができるヨガとピラティスの違いやそれぞれの特徴や効果、さらにはどちらがあなたに向いているかについても解説していきたいと思います。

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ヨガについて|ヨガとピラティスの違い

ヨガの起源、発祥

ヨガはサンスクリット語で「つながり」を意味し、心と身体、魂が繋がっている状態を表す言葉で
紀元前4000年~2000年頃にインダス文明で生まれました。
呼吸や姿勢、瞑想を組み合わせて心身の緊張をほぐして心の安定を得ることができ、
定期的に行うことで精神的、身体的な異常を自身でコントロールして修正することができます。

実はヨガは元々男性だけが行っていたもので、女性がヨガを行うようになったのはここ100年弱のことなのです。欧米で影響力のあるセレブたちにヨガが広まったことで、今やヨガは女性が中心となって行うものに形を変えました。

そのため、今でもヨガのポーズの中には、男性の骨格や筋力であれば容易にできても女性にとっては難しいポーズがいくつかあるのです。ただ、それも時代に合わせて日々進化していっています。

ヨガの効果

ヨガを行うことで、以下のような効果が認められています。

  • 体のゆがみ、くせの矯正(シェイプアップ効果、姿勢が良くなる、内臓が活性化され体内環境を整える)
  • 自然治癒力を高める
  • 内観性が高まる(集中力、感情のコントロール力の向上)
  • 慢性的な症状の緩和(肩こり、腰痛、頭痛、冷え、便秘、更年期、月経障害などの病気の予防や改善)
  • 自律神経を整える(ホルモンバランスの調整や強化)

その他にも体力や引力の向上、老廃物排出(血流やリンパ流の流れのスムーズ化、美肌、新陳代謝の向上など)、ポジティブになる、やる気アップ、ストレスやうつ症状の緩和、耐性向上などの効果があります。
このようにヨガは身体的な効果だけではなく精神的にも良い効果を発揮してくれるため、現代社会でストレスを抱えがちな人たちにもとても重宝されているのです。
まさに現代のニーズに沿った良いツールだと思います。

ピラティスについて | ヨガとピラティスの違い

ピラティスの起源、発祥

ピラティスは開発者の名前である「ジョゼフ・ヒューベルトゥス・ピラティス」から来ている名前で、自身の虚弱な身体を鍛えるために研究を重ねて1920年代に考案した身体調整法です。
ピラティス氏が死去後にその身体調整法に「ピラティス」と名づけられました。

もともと身体の弱いピラティスが考案したメソッドの為、最初はリハビリや健康面に不安があり激しい運動をすることができない人のエクササイズとして広まりました。

特にバレエ界を中心として広く認知されるようになりました。

ピラティスの効果

ピラティスを行うことで、以下のような効果が認められています。

  • 代謝をあげて痩せやすい身体づくりができる
  • 歪みを治し、姿勢を整える(腹横筋を鍛える)
  • 自立神経を整える
  • 血流をよくする(むくみ、冷え性の改善)
  • 内臓を正しい位置に戻す

ピラティスには正しい骨格を意識しながら体幹の筋肉を鍛える効果があり、普段の日常生活ではなかなか鍛えることができないインナーマッスルを鍛えることが可能です。
また、マットの上で行うマットピラティスは重力に逆らって自分の身体の重さを活用することができ、専用の機械や器具を使用して行うマシンピラティスではより幅広いトレーニングを行うことが可能です。

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ヨガとピラティスの違い ① |呼吸法

ヨガとピラティスの大きな違いとして挙げられるのは呼吸法の違いです。
ヨガは深い腹式呼吸を用いており、鼻から吸って鼻から吐くのが特徴です。
副交感神経を刺激することでリラックス効果があり、血液や能に酸素をより多く送ることと同時に生命エネルギー(プラーナ)のコントロールを大きな目的としています。

その一方でピラティスは胸式呼吸を用いており、鼻から吸って口から吐きます。
胸やお腹ではなく背中を意識して呼吸し、肋骨を横や後ろに広げるイメージで吸い込み、吐く際は広げた肋骨を閉じる感覚でゆっくりと口から吐きます。
別名ラテラル呼吸と呼ばれており、胸式呼吸と腹式呼吸のいいとどりをした呼吸法です。
交感神経を刺激して気持ちを高めることが可能です。

ヨガとピラティスの違い ② | 運動内容

呼吸法以外にもヨガとピラティスには運動内容で大きな違いがあります。
ヨガは呼吸に合わせてコントロールされた呼吸(プラーナーヤーマ)をしながら、アーサナ(ポーズ)をキープすることで、心と身体、プラーナに集中することで迷走状態へと導くことができます。
キープ時間やゆったりとした動きが特徴です。

その一方でピラティスは流れるように動くことが特徴です。
ストレッチのように伸縮させるという動きではなく、柔軟性や筋力を高めたり、コア(横隔膜・腹横筋・多裂筋・骨盤底筋群)を鍛えたりすることを指します。
効果を最大限に引き出すためには以下のポイントが重要になってきます。

  • 身体の動きと呼吸のリズムを合わせて血流の流れを要し、緊張を取り除く
  • 表面の筋肉アウターマッスルをぎゅっと固めてしまわないように深層の筋肉コアを安定させてコアからの手足へと動いていく
  • 背骨や骨盤などが正しい位置にあり、正確に動くこと
  • 自分の身体に意識を向けて筋肉や骨の一つ一つの動きに集中する
  • 動きの一つ一つを結びつけながらなめらかに流れるような動きを目指す

すべてを一度に身に着けることは難しいですが、ひとつずつできることから覚えていくことが大切です。

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ピラティスとの違いを知ったうえでヨガはこんなひとにおすすめ

ここまででヨガとピラティスの大まかな違いを解説してきましたが、それを踏まえたうえでそれぞれがどんな人におすすめなのかを解説していきます。

ヨガは特に以下のような人におすすめです。

・冷えやだるさ、肩こりを解消したい人
病院に行くほどではないが身体の冷えやだるさ、肩こりなどに悩んでいる方にこそヨガはおすすめです。
ヨガにはバランスの良い身体を作り代謝を上げ、血液の循環をスムーズにしてくれる効果があり、更にはホルモンバランスを整える効果もある為、体調や体質の改善も期待できます。

・多忙でストレスフルな人
マット一枚で他に大きな準備も要らずに行う事ができるヨガは、多忙でストレスフルな現代人に最も適したエクササイズともいえるでしょう。
ちょっとした空き時間に取り込むことができ、自分を見つめ直したりリラックスさせてくれたりする効果があります。

・筋力がない、運動が苦手な人
ヨガは他のスポーツと違って高度な技術や道具も要らないポーズと呼吸を要するエクササイズの為、身体が硬かったり運動が苦手だったり、体力の少ない年配の方も気軽に取り組むことのできるのが特徴です。

プロポーションの維持だけではなく、精神的な豊かさも得ることができるヨガは、ストレスの多い生活の中で自らの心身を見つめ直すことに加えて、美しく余裕のある人生を送る手段のひとつです。

ヨガとの違いを知ったうえでピラティスはこんなひとにおすすめ

ピラティスは特に以下のような人におすすめです。

・ボディラインを整えたい人
ピラティスは関節を動かしながら筋肉に適度な負荷をかけて行う為、筋力トレーニングのような脂肪燃焼効果も期待できるエクササイズなのです。
女性らしい無駄な脂肪が落ちたしなやかな身体を目指すことが可能です。

・美しさを追求したい人
正しい姿勢や立ち振る舞いも目指したい方は勿論、産後の体型改善やO脚X脚の回線も目指すことができます。

・スポーツなどのパフォーマンスを向上したい人
ピラティスは体幹を鍛えて身体にしっかりとした軸を作ることができるほかに怪我のリハビリや予防、集中力や精神力の向上にも長けているエクササイズです。
ピラティスを通して普段取り組んでいるスポーツなどにも大きや良い影響をもたらすことが可能です。

ピラティスは日常生活で感じている運動不足を自宅で解消することができ、かつ無理せず効率的に行うことができるので、昨今とても人気になってきています。
運動という意味合いではヨガと少し異なる部分がありますね。

ヨガとピラティスの違いを理解して自分に適したエクササイズを始めよう!

この記事を通してヨガとピラティスの違いを理解していただくことはできましたでしょうか。
一見同じようなエクササイズでも目的や方法に大きな違いがいくつかあったかと思います。

しっかりとヨガとピラティスの違いを理解して、今日から自分に合うエクササイズを始めてみてはいかがでしょうか。
一緒に運動習慣を身に着けて健康な身体を手に入れましょう!