大手蜂蜜メーカー「山田養蜂場」ってどんな会社？現社長・山田英生の想いや蜂蜜へのこだわりについて

美容健康のために数々の蜂蜜を食べてきた私ですが、最近のイチオシは山田養蜂場の蜂蜜です！

全国の百貨店に店舗を構える大手蜂蜜メーカーなので食べたことがある人もいると思います🍯
山田養蜂場の蜂蜜はパンやヨーグルト、紅茶、ナッツ、チーズなどあらゆる食べ物と相性が良くて食べやすいのが特徴♪

そんな山田養蜂場は家族愛から生まれた会社だと知っていましたか？
創業者の山田政雄さんが心臓疾患を持って生まれた娘さんのために少しでも長く元気に成長できるようにと、ローヤルゼリーの研究を始めたことがきっかけで山田養蜂場が生まれました。
現在は息子の山田英生社長が先代の想いを受け継ぎ山田養蜂場を支えています。

今日は私のイチオシ蜂蜜を製造している山田養蜂場について、どのような会社なのか紹介していきます。

1 山田養蜂場の誕生秘話
2 山田英生社長が先代の想いを受け継ぎ、さらなる事業拡大へ
3 山田養蜂場の蜂蜜づくりのこだわりがすごい！
4 山田養蜂場は蜂蜜だけじゃない！蜂蜜を使った化粧品やお菓子も気になる！
5 山田英生社長が就任して29年目！進化が止まらない山田養蜂場の今後に期待

山田養蜂場の誕生秘話

冒頭でもお話したように山田養蜂場は創業者の家族愛から生まれた会社です。
現在は良質な蜂蜜づくりを中心に様々な蜂蜜商品を販売しています。

山田養蜂場がローヤルゼリーを生産販売するきっかけとなったのは、昭和35年に創業者の娘が、先天性の心臓疾患を持って生まれてきたことでした。
専門の医者は、体力がついたころに外科手術を受けることを勧めました。生後間もなく判明した娘の難病を知った創業者は、「何とか元気に育てて、心臓の手術をさせたい」と決意し、父親としてあらゆる手を尽くしました。
おりしもその当時、ローマ法王ピウス（ピオ）12世がローヤルゼリーを健康維持に役立てたというニュースが世界中をかけめぐり、日本にも伝わってきました。そのニュースに接した創業者は、自らの飼育するミツバチがローヤルゼリーという物質を生産できることを知りました。創業者は「このローヤルゼリーは、もしかすると娘を元気に成長させることができるかもしれない」と、その日以来さまざまな文献を取り寄せて研究を重ねました。そして、独自にローヤルゼリーを大量生産する技術を習得するに至ったのです。
創業者の娘は、結局、手術の甲斐なく亡くなってしまいました。
娘の死に創業者は大きなショックを受け、何日も涙する日が続きました。
しかし、「自分の子はもう返ってこないが、悲しみに打ちひしがれているだけでいいのか。世の中には、娘と同じように、病気や障害で苦しんでいる人がたくさんいる。娘は大切な命と引き換えに、多くの人々の健康を守るために、私の仕事の使命を教えてくれたのだ」と立ち直りました。創業者は、なお一層本格的に養蜂と養蜂を通じたミツバチ産品の開発に取り組む決意を固めたのでした。

引用：山田養蜂場

山田養蜂場のローヤルゼリーはアミノ酸やミネラルなど40種類以上に栄養素に加え、タンパク質の吸収率をさらにアップさせた独自の酵素分解技術を使用しているため、従来のローヤルゼリーよりも栄養素の吸収力と含有量が高くなっています。

この酵素分解を叶えることができたのも、山田養蜂場が大切にしている「健康を願う人々のために」という想いから派生し、より良いものをと探求し続けた努力の賜物だと思います。

山田養蜂場の会社概要

社名：株式会社山田養蜂場
代表取締役：山田英生
設立：2007年5月
資本金：1億円
所在地：〒708-0393 岡山県苫田郡鏡野町市場194
お問い合わせ：0868-54-1971(代表)
業務内容：ミツバチ製品の開発・通信販売
公式オンラインサイト：https://www.3838.com/

山田英生社長が先代の想いを受け継ぎ、さらなる事業拡大へ

画像：いーなかえーる

創業者である父の想いを受け継ぎ、山田養蜂場を支えているのが現在の社長、山田英生さんです。

山田英生社長は大学卒業後、3年間サラリーマン勤務をしたのちに地元に帰ってきて養蜂場を継ぐことになりました。
しかし、当時はビジネスとして養蜂場の経営は難しく、生き残るためにはミツバチ関連の商品を製造・販売していく通信販売を軸にすることが最善策だと考えました。

以前から先代の山田政雄さんが百貨店の催事で蜂蜜を販売していた経緯があり、「美味しかったから、またあの蜂蜜が欲しい」と言ってくれるお客様が全国に2,000人もいたので、その方たちのデータベースを基に会社を通販販売という形に少しずつ変えて、現在のようにオンラインで販売するようになりました。

先代の想いを残しながら事業を拡大してきた山田英生社長は経営者として凄腕の方だと思います。
きっとこれからも私たちの生活を豊かにしてくれる商品を生み出してくれることでしょう！

山田英生社長の経歴

山田英生（やまだひでお、1957年 – ）
日本の実業家。山田養蜂場の代表取締役社長。
岡山県出身

【経歴】
1980年八幡大学卒業
1983年山田養蜂場に入社
1994年通信販売会社株式会社ミコー設立
1995年山田養蜂場代表取締役社長就任

山田養蜂場の蜂蜜づくりのこだわりがすごい！

画像：山田養蜂場

山田養蜂場の蜂蜜は何であんなに美味しいのだろう？と思い調べてみたら、本物のはちみつを作るため、そのこだわりが凄いと分かりました！

こだわり1．完熟はちみつだけを採蜜
山田養蜂場では完熟の蜂蜜だけを採蜜しています。
完熟しているものは余分な水分がないので糖度が高くとても甘いのだそう。

こだわり2．温度管理を徹底
甘さをそのまま購入者に届けるために、温度管理を徹底しているとか。
蜂蜜は45度を超えると風味が損なわれてしまうので、ビン詰めなどの製造工程で45度以下に保つという当社独自のルールを定めて徹底管理しているそうです。
これは国内でも比類のない品質管理だといいます。

こだわり3．花粉を大切にしている
蜂蜜には花粉などの貴重な栄養素が含まれているものの、ろ過の過程で取り除かれてしまっている商品もあるそうです。
一方で山田養蜂場では、自社基準のフィルターを使用して花粉を残しゴミだけを取り除くようにしているため、貴重な栄養分である花粉が残り、栄養価の高いはちみつが出来上がるのだそう。

このように山田養蜂場では創業以来、余計な加工をしない、そして何も取り除かない「天然の完熟はちみつ」を提供してきました。
あの美味しさは蜂蜜本来の素材を活かしているからこそ出来る味なのです。