家の近所でよく見かけるシェルティがフワフワで可愛すぎるんですが、あれって毎日ブラッシングしてあげてるんでしょうか??
いつも犬を飼いたいと思いつつも、お手入れが大変そう・・と思ってしまうんですが・・実際どのくらい大変なのか気になったので、今回は毛が長いシェルティに目を向けて、お手入れ方法や性格、ペットショップでの相場価格、なりやすい病気まで調べてみました!
イギリスが原産国のシェルティはとても賢く、元々牧羊犬として活躍していたそうで、日本だけでなく世界中に愛されている犬種らしいですよ。
たしかによくお散歩してるところ見かけますし、ペットショップでもたまに見ますよね(*^^*)
目次
シェルティはペットショップでも人気犬種♪価格はいくらくらい?
「シェルティ」の愛称で親しまれているシェットランド・シープドッグは、見た目の華やかさだけでなく、性格も穏やかで賢い子が多く、飼い主に対しても忠実なので飼いやすい犬種なのでペットショップでも人気だそうですよ!
日本のペットショップにいるシェルティの販売価格をいくつか比較して見てみたところ・・
ペットショップ価格で大体25万~60万円前後だということが分かりました。
大理石模様のような「ブルーマール」や黒色と白色の2色からなる「バイブラック」など、珍しい毛色をしている場合はやっぱり高くなるそうですよ(・・;
優良ペットショップと劣悪ペットショップの見極めが肝心!
私も最近知ったのですが、実はぺットショップにおいてはペットを第一に考える『優良ペットショップ』と利益のことだけを考えた、信じがたいほど『劣悪なペットショップ』があるそうで、安易にペットショップを選ぶのはとても危険な行為なのです。
犬に優しいペットショップを運営しようとすると、オークションを介さない優良ブリーダーとの取引や繁殖・飼育場の衛生管理、犬種に合った広いケージやごはん、定期的な健康チェックなど常に子犬をケアできる人員が必要で、どうしてもペットショップ側に大きな負担がかかってしまうもの。
しかし、劣悪なペットショップでは狭いケージに何頭もギュウギュウ詰めにされていたり、お水やごはんも十分に与えてもらえず、病気になってもそのまま、お風呂にも入れないといった犬にとってストレスまみれの不衛生な状態で繁殖させられた犬や猫たちがほとんどで、そんな悪質なブリーダーからオークションを介して安く買い漁った犬たちは、当然販売価格も安く抑えることができるという訳なのです。
また、劣悪なペットショップにいる犬や猫は、病気がちな子が多いみたいですね。
それも悪質ブリーダーによる繁殖場での不衛生な飼育環境によるものなのです。
以前少し紹介した、ペットを第一に考え運営する優良ペットショップ「ペッツファースト」では、ブリーダー管理や母犬たちの健康管理、ショップにいる子犬の健康管理、そして販売後のアフターフォローまで徹底しているペットショップなので、シェルティでなくとも、愛犬を選ぶならそんな優良ペットショップを選んで欲しいです。
そうして少しずつでも、繁殖場や管理不十分な悪い環境を改善していけたらいいなと願っています。
またペッツファーストは里親探し活動も積極的に行っているので、気になる方は見てみてくださいね(*´`*)
シェルティの性格は穏やかで優しい、飼い主にも従順で可愛い!?
ペットショップ選びの重要さについてついつい熱く語りすぎてしまいました(^_^;)
ここからはいよいよ、シェルティの性格について見ていきます!
シェルティは、見た目の可愛らしさ・穏やかさと同じまま、穏やかで優しい性格をしているそうですよ。
また、飼い主のことは大好きで従順、素直で愛情深く家族を大切にする性格なので、小さな子供がいる家庭でも攻撃することはなく一緒に仲良く遊ぶことができる犬種です。
そして元々は牧羊犬として活躍していたので、しつけやトイレ等のトレーニングも持ち前の頭の良さで手間もかからず、ドッグスポーツでも活躍しているほど運動能力も申し分ない元気な性格の持ち主だそうです!
しかしその反面、社交性の高い犬種ではないので警戒心が強く、家族以外の人には懐きにくいとされています。
来客や荷物の配達員、お散歩の時間など、吠えたり噛みついたりすることがないよう日々の運動やストレス発散させてあげたり、小さい時からきちんとしつけておくことが大切になります。
シェルティの5種類の毛色|「ブルーマール」はペットショップでも珍しい!?
シェルティはふわっふわで美しい、ボリュームのある長毛が特徴ですよね。
毛色は以下の5種類に分類されています。
・セーブル
シェルティのセーブルカラーは黒みを帯びた茶色、もしくは毛先が黒っぽく混じった毛色で、他にもゴールドに近い茶色、赤茶色といった色味の毛色もあります。
・ブルーマール
ブルーマールは黒色と青みを帯びた灰色が混じった、大理石模様のような毛色。ペットショップでも見かけることが少ない珍しい毛色です。
(上の画像が子犬のブルーマールです*)
・トライカラー(ブラック&ホワイト&タン)
トライカラーは、黒色と白色、タン(褐色:茶)の3色からなる毛色。
・ブラック&ホワイト(バイブラック)
ブラック&ホワイトは、黒色と白色の2色からなる毛色。
・ブラック&タン
ブラック&タンは日本では珍しく、全体が黒色でタン(褐色:茶)の斑がある毛色をしています。
斑は、口の両側、両眼の上、喉、脚などにあるみたいですね!
この「ブラック&タン」を除く毛色には共通して、ブレーズと呼ばれる鼻筋から両目の間にかけて通る白い模様があり、首周りや胸、足先、尻尾の先などは白色になっているみたいですよ♪
シェルティは初心者でも飼いやすい?お手入れ方法もご紹介
シェルティは元々牧羊犬として活躍していたほど、大型犬並みのパワフルな体力を持っています。
そのため運動不足でストレスを溜めないよう、毎日十分に運動させてあげることが大切になります。
例えば1日朝夕の2回、1時間程度のお散歩に加え、ボール遊びやロープでの引っ張り合いなどをしてあげると好奇心を満たしてあげることができるみたいですよ!
~シェルティのお手入れ方法~
シェルティの毛はフワフワとした被毛ですから、痩せすぎていたり肥満だったりと、見た目では体格の変化に気付きにくいところがあるそうです。
ペットショップにいる間は定期的な健康チェックをしてくれますが、迎え入れた後は運動量や食事量などに注意し、日々のスキンシップという名のボディチェックも欠かさないようしてあげましょう。
また長毛で抜け毛が多いため、毎日のブラッシングや定期的なトリミング&シャンプーが必要となります。
毎日コツコツしてあげると寄生虫の予防、ボディチェックもできるうえ、頑固な毛玉発生防止にもなりますね!!
自宅でも歯磨きや耳掃除などケアも忘れずにしてあげたいですね(*´`*)
ペットショップやブリーダー、里親募集等でシェルティを迎え入れる際に注意しておきたいこと
ペットショップやブリーダー、里親募集などでシェルティを迎え入れる際にはしつけはもちろん、運動させてあげられる時間と場所、広い飼育スペースを確保したうえ迎え入れてあげること。
そして長毛で抜けやすい被毛であるため、毎日ブラッシングしてあげられるかどうかも大切になると思います。
シェルティはとても繊細で知らない人には吠えがちですが、飼い主には忠実で人の気持ちや行動を先読みできるような性質も持ち備えているため、愛情を持ってお世話してあげると、もっともっと絆が深まるはずです(*^^*)
シェルティがかかりやすい、気をつけたい4つの病気
シェルティがかかりやすい病気について調べてみると、以下の4つの病気がでてきたのでご紹介します。
【コリーアイ症候群】
コリーアイ症候群は、シェルティやコリー系の犬種によく見られる遺伝性の眼疾患です。
脈絡膜(みゃくらくまく)という眼球の薄膜に欠損が発生する病気で、視力障害や失明に至る場合もあるみたいです。
【高脂血症(脂質代謝異常症)】
高脂血症は症状には表れないものの、血液中のトリグリセリド(中性脂肪)やコレステロールが高い状態になる代謝性疾患です。
症状として表れる場合、食欲不振や嘔吐、下痢、腹痛、発作、膵炎(すいえん)、ブドウ膜炎などが引き起こるそうです。
【膵炎(すいえん)】
膵炎は、胃や腸の近くにある膵臓(すいぞう)に炎症が起こり、食欲不振や嘔吐、腹痛などが引き起こる病気です。
重症時には腹膜炎や多臓器不全を引き起こし、死亡に至る場合もあるそうです。
高脂血症が要因で引き起こるため、シェルティ以外にもミニチュアシュナウザーがかかりやすいとされています。
【関節疾患】
股関節や足の付根の関節が変形し、痛みにより歩行困難になってしまう病気です。
肥満気味なシェルティによくみられる病気ですが、今も原因は不明らしいです;
たとえブリーダーや母犬管理、飼育管理が徹底された優良ペットショップで購入しても、以上の病気はシェルティがかかりやすい病気に当てはまるので、毎日の運動習慣だったり脂肪の少ないドッグフード、また関節に良いドッグフードなど、飼い主がしっかり工夫してあげることで病気にかかりにくい健康な子に育っていくはずです♪